学習と野球

硬式野球部監督の青木です。

今年の1月に東海大学付属相模高校の門馬監督の講演を聴く機会がありました。
そこで、アメリカの州の法律の中に「定期テスト70点以上平均の取れない生徒は部活動には参加できない」という話があると聞きました。

私も中学までは自主学習の時間、自分のトレーニングの時間としっかりコントロールし比較的良い成績を収めることができましたが高校からは全く学習の習慣がなくなり、そして浪人をしました。
大学以降も国家試験を受けるために20代半ばでも10代の頃に行っていた図書館に行き、同じ席に座って勉強をしていました。

私は特に野球の技術が優れているわけではないので「野球」での推薦や進路を野球によって決めてもらった経験がありません。
すべて自分が受験をして進路を選んできました。

勉強や練習は平等かもしれませんが、才能は平等ではないような気がします。
私は才能がないので、努力することしかできません。

才能があって努力ができる人にはなかなか勝てませんが、才能があっても努力ができる人が少ないから「うさぎとかめ」「ありときりぎりす」のような物語があるんだと思います。

最近はいろいろと規則を引くのが難しいのが学校の世界ですが、アメリカの法律は「厳しさより優しさ」ではないかと思います。

どの学校もテスト期間だと思いますが、これが終わり夏の大会へより近づきます。

様々な「努力」をしていきましょう。

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